間口4.5m、奥行き50m 
「麻太の家」は、元は漆器職人が漆器を作りながら生活した漆芸工房のある古い家。
中山道が通る漆工産業で栄えた町、木曽平沢(旧楢川村)にある。
「ものづくりと生活が結びつく環境」となるように2014年からセルフビルドで改修しています。
 

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長野県 塩尻市 木曽平沢 1711 
麻太の家の見学には事前の予約が必要です。
一般公開はイベント期間に合わせて実施しています。


 

標高:900m
平均気温:9.9 ℃
最寄駅:JR木曽平沢駅

町について


麻太の家がある"木曽平沢 (旧楢川村)"は長野県塩尻市の中山道沿いにあり、漆芸品の産地として栄え、漆工産業に関わる職人の家と問屋が軒を連ねています。
時代に沿って変化した独特な漆工産業が現存し、小さな漆器から建築物やテーブルのような大きなものまで、仕事の幅が広いのがこの地域の特徴です。
隣町は宿場として有名な奈良井宿があります。
 
この地域で作られた漆芸品は中山道を通り日本中へ流通していきました。
 
重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、漆工産業が盛んだった頃の建物や設備の多くは今でも残っています。現役の職人たちは麻太の家から歩ける距離にも数多く住んでいます。(見学が可能な工房もあります)
 
しかし、他の地方と同じく古い設備のまま継手が無く空き家となった家屋や工房も多く、麻太の家もそのような空き家の一つでした。 


関連

木曽平沢(wikipedia)